退職金の平均 | 老後資金の目安と貯め方

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退職金の平均

退職金にも複数の制度があり、制度や細かな条件の違いによって金額は大きく変動します。

そのため、一般的に退職金は1,000万~2,000万円前後とされていますが、この数字を鵜呑みにして老後資金の計画を立てるのは危険です。そもそも退職金制度が無い企業も少なくありません。早めに、あなたの会社の退職金規定を確認するようにしましょう。

退職金制度には、大きく分けて退職一時金制度と退職年金制度があります。退職一時金制度は、指定口座に決まった金額が一度に振り込まれる制度です。退職年金制度は、公的年金と同じように、退職金を毎月一定額に分割して支給する制度です。

一時金と年金制度を併用したり、年金制度が基本となっていても、本人の希望で一括受け取りが可能な会社も多くあります。企業年金の支給年数には上限があり、会社によって異なりますが、終身というところもあります。長生きして、たくさん受け取りたいものですね。一般的には退職年金制度の方が、受け取る総額は大きくなるようです。

あなたの勤めている会社では、どの制度を採用しているでしょうか。また、退職理由や勤続年数によっても差が出てきます。退職金は給与何か月分と規定されているものですので、最終学歴も関わる可能性があります。

あくまで平均額ですが、35年以上勤めた会社を定年退職した場合、大卒であれば2,000万円から2,500万円が支給されます。高卒であれば2,000万円前後、中卒なら1,500万円程度と言われています。これは退職年金制度や、年金と一時金の併用がある会社の平均額です。退職一時金のみですと、上記の数字から200万~500万円ほど少なくなるようです。

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