独身女性・男性の老後資金 | 老後資金の目安と貯め方

HOME | サイトマップ
お気に入りに追加

独身女性・男性の老後資金について

独身女性・男性の老後資金は、夫婦二人の場合の半分というわけにはいきません。

主な理由は、世帯人数が少ない分年金の受給額が減るためです。そもそもの生活費も、結婚すれば独身世帯の二倍になるわけではありませんよね。独身の場合は特に、生活費の内訳に個性があると考えられます。現在の月々の生活費に基づき、計算してみるのが確実でしょう。65歳から平均寿命まで、つまり女性の場合は85歳、男性の場合は80歳ぐらいまでの生活費を掛け算で算出します。現在平均して月20万円で生活している女性なら、20万×12か月×20年で4,800万円、男性なら3,600万円となりますね。

ここから差し引く年金受給額は、ねんきん定期便か年金事務所で確認してください。目安として、厚生年金ですと16万円前後となるようです。自営業の場合は国民年金ですが、こちらは基礎年金だけですと月6~7万円程度の受取額です。会社勤めで無ければ定年退職という概念がありませんので、現実的と考えられる年齢まで働き続ける計画を立てても良いでしょう。しかし一度は、国民年金基金などの上乗せを検討するか、複数の銀行の金利を比較しながら貯金プランを立ててみることをおすすめします。

老後の生活費を計算する際は、現在の生活費をそのまま乗算しましょう。よく、高齢者になれば大人しくなるだろうからと生活費を低く見積もる人がいますが、それでは楽観的過ぎる計画になってしまいます。現代日本の60代70代はまだまだ元気ですし、医療費や住居のバリアフリーリフォーム等、急遽必要になる資金も多いのです。

スポンサード リンク